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バス運転手になるメリット・デメリット9選【ランキング形式】

バス運転手になるメリット・デメリット9選~ランキング形式でご紹介!~転職

バス運転手になるメリット・デメリットはご存じですか?

例えばデメリットの内容をよく理解せずに入社すると、あなた自身にとって許容できなければ、耐えられずすぐに会社を辞めることになるかもしれません。

就職活動は時間もお金も労力も使うため、すぐに辞めてしまうとそれらは無駄となりあなたにとってマイナスです。

「こんなはずじゃなかった!!」

とならないよう、事前にメリット・デメリット両面を理解することは、バス運転手に転職する上でとても重要です。

もちろんなってみないと分からない部分はありますが、僕がこれまで経験したことを踏まえて具体的に書いており、想像力を膨らませながらあなた自身に当てはめて読んでいただけたら幸いです。

バス運転手になりたい男女
バス運転手になりたい男女
バス運転手にならではのメリット・デメリットが知りたい。
roi
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特に異業界から転職する際は、その職業についてのメリット・デメリットを理解しておく事が重要です。僕の経験を踏まえて詳しく解説します。

↓筆者の自己紹介

roi自画像✓20代未経験でバス運転手に転職
✓一般・高速・貸切に乗務経験あり
✓入社3年目で運転・接客技術の社内コンテストで優勝
詳しくはこちら

※ここに記載した内容は特定の会社・団体・組織・個人を指すものではありません。またバス会社や仕事によって状況は異なるので、この記事の内容がすべて当てはまるわけではない事をあらかじめご了承願います。

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バス運転手のメリット

バス運転手の「メリット」4つ

【第1位】仕事のノルマが無い

僕の周りには営業職をしている友達がいますがみんなノルマに追われています。

例えば自動車販売の営業をしていた友達がよく言っていたのが、

「今月はノルマ達成しても、また来月にはリセットされ1からのスタートになる。達成した時はやりがいを感じるが、また1からのスタートを繰り返しているとストレスやプレッシャーに押しつぶされそうなときがある。」

この言葉を聞いて、

(とてもじゃないけど僕にはノルマがある仕事はできないな…)

と思いました。

バス運転手ならではのストレスやプレッシャーはありますが、ノルマのそれと比べると耐えられます。

僕のマイペースな性格には仕事のノルマがないバス運転手の仕事があっています。

【第2位】家に仕事を持ち帰ることがない

基本的にバス運転手の仕事は1日完結型で家に仕事を持ち帰ることがありません。(例外として貸切の仕事は事前に走行ルートや配車場所、目的地の状況を予習しておく必要あり。)

1日走り終えて支店(営業所)に無事帰庫すれば、その日の仕事は終了です。

仕事が終わらなかったから今日は持ち帰りで家で仕事をするということがありません。と言うよりできません(笑)

また、例えば、

「そういえばあの企画書の提出〇日までだな。」

「明日は出社したらまずあの仕事して、次はこれして…」

なと家で仕事のことを考えることもあると思いますが、バスの運転手は仕事が終わって1歩支店(営業所)から出ると頭には仕事の「し」の字も無くなります(笑)

なぜなら1日完結型の仕事なので考える必要がないからです。毎日を無事故でこなせば家では完全なプライベートモードへと切り替えることができるのです。

ちなみに僕の前職は定時で終われる仕事量ではなかったため、絶えず家に仕事を持ち帰っていました。

そのため仕事が終わって家に帰っても仕事のことばかり考えていたため、会社からの延長線上にいるような気分で全く気持ちが安らぐことがなく大きなストレスでした。

【第3位】自分の仕事が終われば「お疲れ様でした!」

バス運転手の仕事は基本的に他の人の仕事を手伝うということがありません。

1人1人に完全にその日の仕事が割り振られているため、支店(営業所)に戻って自分の仕事が終われば他の人の仕事を手伝う必要が無いのです。

たまに乗務中突然調子が悪くなった乗務員のヘルプで乗務したり、出勤ができなくなった乗務員の代わりに突発的に乗務することがありますが、まれです。

つまり自分の仕事が終われば何も気にすることなく、

「お疲れ様でした!」

と帰ることができるのです。

新人でしたら帰り際に先輩や上司が忙しそうだったら、

(帰りづらいな…お手伝いすることはありますか?って一応声かけたほうがいいかな…)

いろいろ考えると思いますがその必要は全くありません。

むしろ上司の方から、

「今日も疲れたでしょ。早く帰ってゆっくり休みなさい。」

と声をかけてくれます。

【第4位】平日休みが多い

バスは土日祝日関係なく運行しているため、勤務はシフト制の会社が多く運転手の休日は不規則になるため、平日の休みが多くなります。

平日休みだと、休みの日に遊びに出かけるにしても人混みを避けることができますし、観光地の渋滞とも無縁です。

また用事を済ませるにしても役所も開いてますし、スーパーも空いてることが多いので買い物も捗ります。

またお酒を飲む方であれば、平日の昼間からお酒を飲むという背徳感を感じることもできます(笑)

バス運転手のデメリット

バス運転手の「デメリット」5つ

【第1位】人命を預かっているという責任感が常に生じる

これは旅客輸送を行うバス運転手の宿命というか、当たり前のことなのですが、お客様の命を乗せて走っているという責任感が仕事中に常に生じています。

また乗車しているお客様だけではなく、道路上にいる歩行者・自転車・バイク・自動車の命を奪う可能性もあります。

ひとたび乗務中に死亡事故を起こしてしまえば相手方の人生を奪ってしまうのみならず、あなたのバス運転手としての人生も終わってしまいます。

仮にあなたの過失割合が0だったとしても乗務中に起因する事故であれば、おそらくあなたが受ける精神的ダメージは計り知れないほど大きくしばらく乗務できなくなることもあります。

【第2位】お客様からのストレスに常にさらされる

特に路線バスを運行していると、お客様からの様々なストレスにさらされます。

朝の出勤時間帯などは車内の雰囲気がピリピリしていることも多く、少しのバスの遅れや、バス運転手の態度に文句を言ってくるお客様も出てきます。

また信号が黄色に変わったので減速して停車すると車内ミラー越しに睨まれたり、舌打ちが聞こえてきた経験もあります。

新人の頃はバスを安全に運行するのに精一杯なのでそのような車内の雰囲気に気づきにくいのですが、慣れてきて車内の様子にも気を配れるようになってくると、そのようなお客様からのプレッシャーをひしひしと感じることが多くなります。

お客様同士で会話をして車内がざわついてる状態だとまだいいのですが、全員が黙って車内が、

「しーーーーーーーーーーーーーーーーん」

としている状態だとなおストレスを感じます。

ちなみに僕は一時期このお客様からのストレスで車内アナウンスをしたくても、こわばって声が出なくなったことがありました。

【第3位】拘束時間が長い

バス運転手の仕事は拘束時間が長くなりがちです。仕事内容にもよりますが、平均すれば1日12~13時間は拘束されます。

もちろん拘束時間であり勤務時間はもっと少なく休憩時間は長いのですが、真っ暗な時間帯に家を出て家に帰る生活を続けていると、

「僕は何のために仕事をしているんだろう」

と自問自答したくなる時があります。

【第4位】ドライブレコーダーで常に監視されている

バスには車内・車外ともにドライブレコーダーが設置されており、事故やトラブルが発生した際は証拠となり、時にバス運転手の大きな味方になってくれます。

しかし、逆を言えば日頃の仕事の様子が常に記録されており、都合が悪い事(バス運転手も人間ですので、時に失敗や見られて都合が悪いこともあります(笑))もばっちり撮られています。

更に最新のドライブレコーダーはリアルタイムで見れるようになっており、常に監視されていると言っても過言ではありません。

全く気にならず逆に監視されていることで適度な緊張感により気が引き締まるという人がいる一方で、監視されているということで窮屈さを感じる運転手もいます。

【第5位】出勤時間がバラバラ

バス運転手の仕事と言うのは、一般的な会社員のように何時出勤と言うのが決まっていません。その日走る仕事内容によって出勤時間がバラバラです。

早朝4時出勤の仕事もあれば、夕方や夜の出勤時間の仕事もあります。

そのため異業界から転職してきた人は、生活リズムを作るのが大変だと思いますし慣れた僕でもいまだにしんどい時があります。

また出勤時間がバラバラと言うことは、寝坊や勘違いにより出勤時間に遅刻するリスクも高くなるため、注意が必要です。

【まとめ】バス運転手のメリット・デメリット9選

ランキング形式でバス運転手のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、この記事を読んであなたはどう感じましたか?

バス運転手への転職をお考えの方は特にデメリットの部分をよく読んでいただき、あなた自身がそれを許容できるかどうか今一度よくお考えになってから決めてください。

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