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【未経験者】40代50代でバス運転手に転職する前に知っておくべきこととは?

40代50代でバス運転手に転職する前に知っておくべきこと。転職

僕は20代でバス運転手に転職しましたが、実際は40代50代でバス運転手に転職する方も多く、僕のような年齢での転職はまだまだ少数派と言えます。

実際僕が働いている会社も、未経験で転職してきた40代50代の方が多く活躍されています。
同年代で転職をお考えの方の中には、未経験でバス運転手なるときの注意点が気になる方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では40代50代の未経験者がバス運転手に転職するときに注意すべきこと5つを詳しく解説します。

バス運転手になりたい男女
バス運転手になりたい男女

この年齢でバス運転手に転職するときに注意すべきことを教えてほしい。

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40代50代ならではの注意すべき点があります。

結論は、『上下関係』『身体能力』『健康管理』です。

↓筆者の自己紹介

roi自画像✓20代未経験でバス運転手に転職
✓一般・高速・貸切に乗務経験あり
✓入社3年目で運転・接客技術の社内コンテストで優勝
詳しくはこちら

※ここに記載した内容は特定の会社・団体・組織・個人を指すものではありません。またバス会社や仕事によって状況は異なるので、この記事の内容がすべて当てはまるわけではない事をあらかじめご了承願います。

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あなたより年下から叱責されることも。

あなたが人生経験豊富で前職で部下も抱えてバリバリ働いていたとしても、転職してバス運転手となれば新人となります。そして1人乗務できるまで指導運転手がつきっきりで指導することになります。

例えば路線バスであれば、スムーズなバスの運転方法から、運行経路、バス停の場所、バス車内の機器の操作方法やお客様への接客応対など、指導内容は多岐にわたります。

指導方針は人によって千差万別ですが、基本的には厳しい指導となります。
指導運転手の年齢は、若ければ30代もいます。

あなたと年齢が近ければまだ厳しさに耐えられるかもしれませんが、10歳以上離れていた場合、抵抗感を感じる方もいらっしゃると思います。
実際に耐えられずに反発してしまい、早々に会社を辞めてしまうこともあります。

しかし、バスの運転手はたくさんのお客様を乗せて運行しています。
言い換えれば、たくさんの『命』を乗せているのです。

例えば、事務職や営業職であれば仕事で失敗しても、その失敗が原因で直接誰かの命を奪う事はあまりないと思います。

しかし、バス運転手の失敗は場合によってはバスに乗車しているお客様の命のみならず、一般車やバイク、自転車、歩行者などの命を奪ってしまうこともあります。

そのため、指導する側もあなたが一人乗務になったときに困らないように真剣に向き合って指導を行います。時に熱くなり、厳しい言葉で叱責されることもあるかもしれません。(昔は手も足も出ていたようですが、さすがに少なくなってきています。)

あなたより年下から叱責されたときは特に腹が立つかもしれませんが、あなたのことを思っての指導と素直に聞き入れることが大事です。

座りっぱなしの為腰痛に注意。

僕は腰痛持ちではありませんが、長時間バスの運転席に座っているとさすがに腰がだんだん痛くなってきます。
あなたが腰痛持ちでなかったとしても、毎日の乗務で腰への負担が蓄積してきます。
腰が痛くなると運転するのが本当に苦痛です。

僕の先輩でも腰を痛めて手術を行い長期間休んでいた方もいますし、普段から腰が痛い痛いと言いながら乗務している先輩もたくさんいます。

腰痛はバス運転手の職業病とも言えますが、40代、50代でバス運転手になる方は、座りっぱなしの乗務でも腰に負担の少ない運転姿勢をとるとともに、自分に合ったクッションを活用するようにしてください。

加齢による認知機能の低下。

40代以上の先輩乗務員の話を聞いていると、

「若い時と比べたら、特に雨の日や夜に運転しづらくなった。」

と言う話をよく耳にします。

加齢による目の機能低下は致し方ないことですが、それを運転技術や経験でカバーしています。

しかし未経験者で40代50代の方は、運転技術も経験も乏しいため、目の機能低下による認知の遅れを技術や経験ではカバーできません。

一般車と比べて車体も大きく重量も重いバスの運転は、若い時と同じ感覚では通用しなくなることを自覚し、自分の身体的能力を過信せずに、早め早めの運転操作を心掛ける必要があります。

食生活や体調管理に気を配る。

僕はバス運転手の仕事を始めてから、10キロ以上太りました。原因は『不規則な食生活』です。

朝早い出勤に夜遅い退勤が多いバス運転手は、拘束時間が長く食生活が不規則になりがちです。
小腹がすくことも多く、お菓子などを間食し、夜遅い帰宅後にガッツリ食べていると秒で太ります。

特に食べるのがストレス発散になったり、食べることだけが楽しみになってしまうと、ついカロリーが高い食べ物を時間を気にせず食べてしまいがちです。

定期的に健康診断があり、自分自身の健康と向き合う機会はありますが、あなたが健康的で長くバス運転手を続けたいのであれば、日頃から食生活や体調管理に気を配りましょう。

【まとめ】【未経験者】40代50代でバス運転手に転職する前に知っておくべきこととは?

未経験で40代、50代からバスの運転手になれるかどうか不安な方はたくさんいらっしゃると思いますが、僕の会社でも同じような方で活躍されている方はたくさんいらっしゃいますので、心配する必要は全くありません。

しかし、20代30代の方とはまた違った部分に気を付ける必要があるのは事実です。
この記事を読んだ後は、あなた自身が頭の中でイメージをしてみることが大切です。

あなたのバス運転手への転職が成功することを祈っております。

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