恋愛・結婚

バス運転手が家族や彼女にしがちなこと5つ

バス運転手が家族や彼女にしがちなこと5つ恋愛・結婚

バス運転手同士で話をしていると、

「この前家族に○○してあげたんだよね~。」
「彼女に○○してあげたら喜んだ。」

なんて話になることがあります。

よくよく聞いていると、その内容には共通点があると共に、

「そう言えば僕も同じようなことしてるな。」

とふと思うことがありました。

そこでこの記事では、バス運転手という職業柄、家族や彼女にしがちなこと5選をお伝えしたいと思います。

これまでの僕のブログ記事は、比較的真面目で硬い内容が多かったですが、今回は軽い読み物的に肩の力を抜いて読んでいただければと思います。

↓筆者の自己紹介

roi自画像✓20代未経験でバス運転手に転職
✓一般・高速・貸切に乗務経験あり
✓入社3年目で運転・接客技術の社内コンテストで優勝
詳しくはこちら

※ここに記載した内容は特定の会社・団体・組織・個人を指すものではありません。またバス会社や仕事によって状況は異なるので、この記事の内容がすべて当てはまるわけではない事をあらかじめご了承願います。

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制服・制帽を着させる萌える

ほとんどのバス運転手に経験があるんじゃないでしょうか?

特に男性運転手であれば、彼女ができた時に、制服・制帽を着てもらって、

「可愛い~~~(*´▽`*)」

なんてコスプレ気分で写真を撮ったり、

息子・娘にぶかぶかの制服を着させて同じく、

「可愛い~~~(*´▽`*)」

なんてしたことがあると思います。

自分もおじさんですが、普段からおじさん達の制服姿ばかり見ているせいか、彼女や子供が制服を着ている姿はより可愛く見える気がします(笑)

自分が運転するバスに乗せる

これもバス運転手あるあるだと思うのですが、自分が運転するバスに家族や彼女に乗ってもらう事があります。

ただ貸切バス運転手であれば、乗ってもらう機会がほとんどないと思います。

しかし、路線バス運転手(特に一般路線バス)であれば乗ろうと思えばいつでも乗ることができます。

やはり、普段の姿と仕事をしている時では印象はだいぶ違います。

✓大きな車体をスムーズなハンドルさばきで操っている姿
✓マイクアナウンスをしている姿
✓様々なお客様がたくさんご乗車される中でスムーズに捌いている姿

などなど家族や彼女側にとっても新鮮に感じますし、バス運転手自身もそのような姿を見てほしい・見せたい思う人が多いと思います。

僕だったら普段よりも丁寧に運転したり、マイクアナウンスをいつもより多く、かっこよく言ってみたり意識してしまいます(笑)

自社グッズを子供にプレゼント

昨今、自社商品(自社バスのミニカーやマスコットキャラクターの商品など)を販売しているバス会社も多いですが、そのような商品は社員割引きで安く買えたりします。

特に小さな男の子がいる家庭では、そのような商品を買ってプレゼントすることもあります。

お父さんにとって、自分の職業やバスに今日を持ってくれるのは嬉しい事です。
将来バス運転手になりたいと言われたら複雑な気持ちになるでしょうが…(笑)

仕事で行ったお店や場所に連れて行く

特に貸切の仕事をしていると、

「遊具がたくさんある、こんな大きな公園があったんだ!」
→子供を連れてきたら喜ぶだろうな

「こんなに美味しいお店知らなかった!」
→今度彼女を連れてきてあげよう

「お客様が泊まる宿、高級そうで泊まってみたいな(お客様と乗務員の宿は別なことも多い)」
→結婚記念日に奥さんと一緒に来よう

と新たな発見をすることが多く、家族や彼女も連れてきてあげたいと思うことが多々あります。

もちろん路線の仕事でも、通る沿線上に公園を見つけたり、休憩中に食事をするためにふらっと寄ったお店が美味しかったりと、新たな発見をすることもあります。

しかし、基本的に同じルート、同じ場所で休憩をするので、やはり貸切の仕事の方がこのような新たな発見をすることが多いです。

また、添乗員さんやバスガイドさんから情報を教えてもらうことも多く、実際にはお客様が立ち寄らなかったとしても、

「ここに来るんだったらあのお店が美味しいよ」
「この前○○ホテルに泊まったけどめちゃくちゃ良かった」

など僕ら運転手よりもはるかに詳しい事が多いので、よく教えてもらっています。

ただし注意点が一つあります。

仮にバスガイドさんに教えてもらったとしても、奥さんや彼女に、

「ここは貸切の仕事の時にバスガイドさんに教えてもらったんだ~」

なんて間違っても言ってはいけません。

せっかくの良い雰囲気が台無しになってしまう可能性が高くなります(笑)

貸切の仕事をしたことがない人からすれば、バス運転手とバスガイドさんの関係性なんていくらでも勝手な想像ができますからね。

仮にうっかり口が滑ってしまった時は、バスガイドさんとの関係性を真面目に解説しているこの記事を、読ませてください。

「現役バス運転手のこの人もこうやって言ってるよ!」

とあなたの主張を後押ししてくれて、納得してくれること間違いなしです(笑)

仕事の愚痴を聞いてもらう

バスの運転手はストレスが溜まりやすい仕事です。

航空機や鉄道と違い、公道上は老若男女、運転の上手い下手問わず様々な人が車を運転しています。
更に、歩行者や自転車などがいる中で大きな車体を事故なくスムーズに走らせるのは、神経をつかいます。

またご乗車されるお客様も、時にバス運転手に暴言を吐いたり、少しバスが遅れただけで文句を言ったりすることがあります。

この様な環境下で毎日仕事をしているので、ストレスが溜まりやすく1日の仕事を終えると愚痴の1つや2つ出てきます。

やはりストレスをため込むと、心によくないので、そのはけ口が必要ですが、どうしても身近な家族や彼女に愚痴を言うことが多くなります。

愚痴を聞く側もしんどいものですが、話すだけでも心が軽くなるので、身近な人に愚痴を聞いてもらえるのはありがたいことです。

バスの運転で培ったテクニックを見せつける

これは僕だけかもしれませんが…(笑)

ドライブデートで彼女を助手席に乗せるときに、これまで培った運転技術を最大限発揮させます。

家族を乗せる時も、もちろん安全運転に努め、快適に乗ってもらえるように運転します。
しかし、こと彼女となるとより集中して運転します(笑)

運転免許の最高峰と言われる大型2種免許を所持しているバス運転手は、普通免許しか持っていない人と比べると運転は上手と言えます。

何をもって運転が上手と判断するかは人それぞれですが、例えば運転操作がスムーズであったり、状況判断能力が高いといわゆる「運転が上手い」と言えるのではないでしょうか。

トラックと異なりバスが乗せるのは、荷物ではなく「命」です。

毎日何人もの「命」を乗せて走っているバス運転手は、常日頃から神経を尖らせてバスを走らせています。

特に一般路線バスでは、朝夕のラッシュ時に多数のお客様が車内で立つこともあります。
ひとたび急ブレーキ急ハンドルの操作を取れば、お客様が転倒し車内事故に繋がるため、スムーズな運転操作や先読み運転で事故防止に努めています。

そんなバス運転手が彼女を助手席に乗せるときは更に集中して運転します。
下手したら仕事の時よりも集中しているかもしれません(笑)

そんな彼女から、
「今日はありがとう。やっぱり運転上手だね。」

なんて言われたらどんな時よりも、

「バス運転手をやってて良かった~。」

と内心思ってしまいます。

【まとめ】バス運転手が家族や彼女にしがちなこと5つ

普段お客としてバスに乗っていると、バス運転手が一人でバスを運転している姿しか見ることはありません。

日々様々なプレッシャーを感じなら無事故で運行する姿は、時に不愛想に見えることもあるかもしれません。

しかし、バス運転手も一人の人間であり、家に帰れば家族や彼女が待っています。
いつも真顔で真剣に運転していても、家に帰れば笑顔になります。

今回の内容は、バス運転手でなければなかなか想像出来ないと思います。
もしあなたがバス運転手を目指すのであれば、辛い事だけじゃなく、こんな楽しくも幸せなことも待っていますよ。

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