始めてバス運転手になる人にとって、何を準備すればいいか迷うこともあると思います。
そこでこの記事ではバス運転手の仕事をする上で、
「持っておくべき必需品5つ+あると便利なもの3つ」
をご紹介します。
一般・高速路線バス、貸切バスすべてに当てはまる、「必需品+あると便利なもの」なので是非ご覧ください。
内定もらったけど何を準備したらいいか詳しく知りたい。
必需品は「腕時計」「革靴」「白手袋」「地図」「スマホアプリ」の5つです。
↓筆者の自己紹介
※ここに記載した内容は特定の会社・団体・組織・個人を指すものではありません。またバス会社や仕事によって状況は異なるので、この記事の内容がすべて当てはまるわけではない事をあらかじめご了承願います。
バス運転手の必需品5選
腕時計(置き時計)
運行中の時間管理をする際に使用します。
バスの運転手にとって時間管理も大切な仕事です。
一般、路線バスであれば、早発がないように始発地やバス停通過時刻の時間を確認しながら運行します。
貸切バスだと、配車時間や行程表の時間を見ながら運行します。
ただ闇雲にバスを走らせているのではなく、決められた時間の中でバスを運行させている為、現在の時刻は運行中に何度も確認します。
そのためほぼ100%のバス運転手は腕時計をつけています。
中には置き時計を使っている運転手もいます。
昔の僕も腕時計と置き時計を併用することもありました。
しかし僕の場合様々な種類のバスに乗務するため、バスによっては置き場に困るのと置き時計1つにしても荷物になるので、今では腕時計1本で乗務しています。
革靴
バスを運転する際に正確なペダル操作をするために重要です。
バス運転手の足元を見てみると実に様々な靴を履いています。
〇スニーカー
〇メッシュサンダル
など、自分の好みに合った靴で乗務をしています。
しかし会社にっては革靴指定の場合もあり、指定がなくても新人の頃は革靴を選んでおいた方が無難でしょう。
特に貸切に乗務するのであれば、お客様だけでなく、旅行会社の添乗員さんやバスガイドさんから足元を見られる機会も多くなりますので、きっちりした印象を与えるためにも革靴が良いと思います。
白手袋
正確なハンドル操作とお客様に清潔感を与えるために欠かせないのが白手袋です。
真っ白な手袋だと、お客様に清潔感や安心感を与えるだけでなく、自分に合った白手袋を選ぶことでハンドル操作がしやすくなります。
地図
ルート確認や緊急時の迂回ルートの確認に必須です。
ここで言う地図とは紙の地図のことです。
日本全国様々なところに行く貸切バス運転手はもちろんのこと、一般、高速路線バス運転手も紙の地図は必需品です。
「路線バスはいつも同じルートを走行するので地図は必要ないんじゃないか?」
と思う方もいると思いますが、常に何事もなく運行できるとは限りません。
事故渋滞や大雨による通行止めなど通常ルートを迂回して運行しなけらばならないときもあります。
運行管理者によって迂回ルートは指示されると思いますが、あなたがよく知っている地域であれば迂回ルートもすぐ理解できますが、初めて通る道路でよくわからないときはちょっとしたパニックになります。
お客様には状況説明と迂回ルートを走行する旨を冷静に伝えたけど、実は運転手が一番焦っているということになりかねません。
不安な状態でルートなど余計なこと考えながら運行していると事故を起こす確率も高まります。
また指示された運行ルートを外れてしまうと、さらに訳が分からなくなりパニックがパニックを呼ぶ負のスパイラルに陥ってしまいます。
しかし地図があれば、分からなくなれば安全な場所で停車し地図を確認することができるので、安心感が全然違います。
仮に迂回することがほとんどない路線であったとしても、お守り代わりにもっておけばいざというときにあなたの心強い味方になってくれることは間違いありません。
スマホアプリ
バスの運行支援をするための助けになります。
ガラケーからスマホが一般的になり、バス運転手の仕事をする上で本当に便利な時代になりました。
地図や天気のアプリのみならず、台風や雪が降る季節には、道路と河川状況が確認できるライブカメラもインストールして活用しています。
また高速道路の事故や渋滞情報が分かるアプリも重宝しています。
せっかくこのような便利な時代になったのですから、これらのアプリを活用することで少しでも安全運行に勤めましょう。
あると便利なもの3選
ペンライト
早朝・夜間のバスの点検に役立ちます。
早朝や夜間は真っ暗な為、バスの外観の点検が思うようにできません。
そのためライトで適宜照らしながら点検を行います。
バスにライトが常備している場合もありますが、電池が切れていたり壊れて使えないこともあるかもしれません。
自分自身のライトを持っていればそんな時でもスムーズに点検を行うことができるので持っていて損はないでしょう。
修正テープ
乗務日報を書き間違えたときに活躍します。
バスの運転手は乗務するごとに日報を作成しています。
〇発車時刻・到着時刻
〇走行距離
などなどボールペンでその都度書き込んでいくのですが、書き間違えることもあります。
二重線で書き直せばいいよという運転手もいますが、やはり修正テープを使ってちゃんと書き直した方が見た目も綺麗ですし、何かあった時に内勤者も見やすいので、僕は間違ったときは修正テープを使うようにしています。
ポーチ
こまごましたものをまとめるのに便利です。
バスの運転手は様々なものを携行しています。
〇ボールペン
〇氏名プレート
〇修正テープ
などなどこまごましたものをまとめることができるポーチは重宝します。
バスを運行する上で必要になるものを1つにまとめて管理することで、携帯忘れを防ぐことができます。
【まとめ】バス運転手の必需品5選+あると便利なもの3選
以前はこれ以外にもあれこれ使っていたことがありますが、結局使わなくなり余計な荷物になったものもたくさんあります。
しかし、この8つは今でもずっと使っているものなので皆さんも是非バス運転手になったら自身で購入して使ってみてください。